備忘録

ヅカヲタの旅道楽、食い道楽

はじめての1人オリンピア(と、花全ツ梅芸)

 

こんにちは。お元気ですか?

私は元……元………………うーん。

 

就職して半年。同期より仕事が遅い。年末は何かと販促しなくてはならない(聞いてない)。今日は休みだけど、明日からまた仕事。最近仕事で怒られる夢ばかり見る。

そして気づけば、最後に恋人いたのいつだっけ。高2?高2か。ヤバ。エ????いや正直恋人できたって休日は観劇とオタクと会うのと友達に会うので忙しくてデートする暇なんかないけど、でもいつかは、仲間内でもそんなこと言ってるの私だけになるかもしれない。。田舎の一軒家と、田んぼと畑抱えて孤独死………いや、流石にそこまではまだ思ってないけど。それなら、尚更仕事でたくさん稼がねばならない。昇級しなきゃ、貯金しなきゃ。ああ人生、まじで人生、人生って………………………………………………………………………………………………………………………………………。

 

ザッ!!!!

シャッ!!!!

コッ!!!!

 

「ネガティブを潰すのはポジティブじゃない。没頭だ。」  

ーーーーーオードリー 若林正恭

 

 

 

一旦何もかも忘れて、ル・ポァゾン。

 

 

 

第一陣

寿司から時計回りに。寿司(サーモン卵エビ)、チキンのオムライス(チーズソース)、ステーキ(おろしポン酢)、炒飯、白身魚の香港風スパイシーパウダー、卵ときのこの炒め(卵白餡がけ)。

基本的に目についてビビッときたメンバー。

白身魚がスパイスの複雑な味しておいしかった。

コロナ対策で、小鉢以外は全てシェフがよそってくれるスタイルで至れり尽くせり。ただ賑わうホールの中、耳が遠い私は「いくついれますか?」「どのくらい盛りますか?」が聞こえず申し訳ない思いをした。全体の雰囲気はホテルのバイキングにしてはラフな感じで和気藹々。大江戸温泉とかの感じに近い空気感。つたわる?ミノオオンセンスパ〜ガ〜デン♪

 

第二陣

右上から時計回りに、サーモンのトリュフ風味(赤ワインとポルチーニのソース)、菊花浸し、ソフトシェルシュリンプのチリソース、パスタ(ペペロンチーノ風)、香草パン粉をまぶした牛肉のロースト・きのこのソースとともに。

おそらく本来のビュッフェスタイルに戻ってもシェフが取り分けてくれるタイプのメンバー。第一陣の時は日和って&並んでて持ってこれなかった。どれも濃厚な味付けで、菊花浸しが一種の清涼剤の役割を担ってくれた。

年々、味付けの濃いものがたくさん食べられなくなっている。また私ごとの極みだが社会人になってから7キロ痩せ(単純に労働が運動になってるが故の健康痩せです!)、胃袋もちっちゃくなってしまったため、たくさん食べられなくなって1人悲しんだ。1人バイキングの孤独とかよりその悲しみが優った。そして1人バイキングの孤独について気付いたのは、料理を選んでいる時はそうでもなく(誰とこようが選んでいる時はシェフまたは料理と客の1対1の対峙なのである)、席に着いた瞬間猛烈に襲ってくるということだ。第一陣の時は結構「自分何やってんだろう」という気持ちになったが、自分で選んだおいしいものを食べ進めるうちにハイになり、そうでもなくなった。

第三陣

パンから時計回りに、パン(バゲット、フレンチトースト)、サラダ(和風ドレッシング)、鯛の柚子蒸し、さつまいもと柿の白あえ、焼き魚と栗の炊き込みご飯・雲丹風味の出汁がけ。

3周目でサラダ。食べ順ダイエットに両手で中指を立ててしまった。そしてこのサラダ、見覚えがある。タカホのモーニングである。そしてパンに和食3品。特にフレンチトーストが気まずげである。

そしてこの炊き込みご飯が、雲丹の出汁がけがおいしかったあ。日本酒が飲みたくなった。観劇前に酒を入れないポリシーのため飲まなかった。

第4陣。右上から、和の塩モンブラン、ミルクティーババロア、羽付きおいも、フルーツゼリー、フルーツ、クレームブリュレ。盆の外にホットコーヒーと、流石に一緒に食べられなかったバゲットとフレンチトースト。スイーツは、ババロアモンブランとお芋が特に手の込んだ味がしておいしかった。

スイーツ担当のシェフのお姉さんがめちゃくちゃイケメン女子だと思ったら、モンブランのサーブが死ぬほど雑で(右上の皿をご覧いただきたい。皿の右下にクリームがついている。これはお姉さんがサーブする時に雑すぎて並べてあった別のモンブランを突き刺し、それを拭かずにサーブした名残りである)。わたしは優しいので、というかワンオペで大変そうだったので、ゆるしました。イケメンだったし…。

 

ところでみなさん、バイキングの回り方にルーティンはありますか?わたしはデザートに行ったあと、いつもしょっぱい系に戻りたくなってしまい、それまで食べた中で美味しかったおかずとカレーで締めるのが常です。さて今回もそうしようとふとスマホを見たところ、なんと花組開演30分前ではないか。もう1時間も経っている。全くそんな気はしていなかった。没頭していた。慌ててお会計を済ませ、梅芸に駆け込んだ。

観劇前のバイキングは余裕を持ってスケジュールを組んだ方が良い。そんな当たり前の教訓を得た。

そしてバイキングは、1人でも楽しい。だけど誰かと行かないと得られない楽しさもあると思う。どっちもよいし、どちらも選べる私でいたい。

 

花組全ツみたよ

みたよ〜

柴田作品とのことだったけど、柴田作品にしてはここ見せ場でっせ!!これ決め台詞でっせ!!が分かりやすすぎる気がした。場面のつながりが時々性急だなとも。パメラが舞踏会で歌うところとか、その後パメラがトニオの前に現れるところとか。パンフを読むとすべて大野先生が説明してくれていた。若かりし頃の柴田先生。映像としては数分しか残っていない作品を現代に甦らせること。大野先生って本当に"歴史"が好きなんだな、と思った。だってまさしく発掘と復元の作業だ。楽しかっただろうな。

個人的には古臭い話が好きだし、大袈裟でロマンティックに描かれた愛の話は自分の人生とは離れて楽しめるから好きだし、とても楽しかった。繊細で真面目で優しいアントニオは、今のトップだと柚香さんにしか出来ないなと思った。特に繊細さの部分で。水美さんの役はファンの皆さん鼻血出してるだろうなと思いながら見た。NTR場面の各種決めポーズ全部舞台写真にしてください。まどかちゃんのパメラ、というか花に来てからのまどかちゃんは大人の女性を当てられることが増えて、そしてそれをひょいっと自然に演じていて好きだ。どっちがどうって話は外野がする資格ないので避けたいけど、まどかちゃんは花に来てから、いかたが自然になった。そしてひとこちゃん。ひとこちゃんだーい好き。結構シリアスな悪役として見ていたのにエリアスくんの衣装で出てきたせいで急にまぬけイメージがついてしまって。あれも大野先生やないかい。ウエクミの水色衣装はヒロインなら、大野先生の水色衣装はへっぽこ悪役か?まあオテロくんはそこまでへっぽこではなかった(当て馬だし悪い人だったけど)のに、最後彼の死体をガン無視してカーニバルが始まって面白かった。大野先生のそういう、そうはならんやろ、が結構好きである。

ショーはつい下級生ばかり見てしまう。最近まであまり花組を見てこなかったゆえ、まだまだ誰が誰かわからないため新鮮にあの子誰!?ができて楽しいのだ。推しの美空真瑠くんが活躍していて嬉しかった。フリの緩急や姿勢の良さ、決めポーズの俊敏さ、どことなく雪のそらぴを思わせる。また、セアトワキコレクションのトワキさんはやっぱり最高だったし、チーター柄続投の都姫ここちゃんと、ゼブラ柄の美遥あゆちゃんがお二人とも天才的な着こなしで、ずっと見ていられた。大劇でここちゃんにあの衣装あてた人には本当にひれ伏すし、ゼブラのあゆちゃんは長い手足がとても映えてて最後のポーズも可愛かった。

そうそう、プロローグで音くりちゃんが歌っていた歌を担ってた湖春ひめ華ちゃんの歌声がすんばらしかった。ウルッと来てしまった。106期?本気で恐ろしい。ラビリンスの最初の影ソロも彼女らしく、ちょっと異次元に歌がうまいですね?好き。

もっと花組のこと知りたくなっちゃった。まだ半分私の知らない魅力的な下級生がいるのだと思うとワクワクします。うたかたも楽しみ!……………

 

 

あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜あ

 

明日から仕事だな 

やだな

次の観劇一ヶ月後(ディミジャガ)だな

無理だな

でもタカラジェンヌがあんなに頑張ってるんだもんな

お手紙書いて早めに風呂入ってねます

がんばろう

 

おわり